私は、日本福祉大学の通信制を卒業しているので、こちらの大学では正科生ではなく、科目等履修生で入学しました。
八洲(やしま、と読みます。私、最初読めなかった…)学園大学の通信は、司書資格や学芸員資格が取れることが売りのようですが、私はそこは興味なくて、ある目的のためになんしか単位が欲しかったんです。ある目的は、達成出来たらブログに書こうと思います。達成出来なかったら恥ずかしいので…
こちらでちょっと書いていた「別の大学の通信の科目等履修生」というのは、八洲学園大学のことでした。単位が取れたので、ブログに書く。
とりあえず単位がほしいなら日本福祉大学に科目等履修生で再入学したら、卒業生は選考料・入学料免除なんで安上がりやったんですが、日本福祉大学は、春期や夏期で試験合格しても単位認定が一括で年度末に認定なんで、それじゃちょっと都合が悪くってですね。
まぁ、八洲学園大学で単位取れなかった時のために、日本福祉大学で科目等履修生にはなってるんですが、ある目的を早く達成するには、夏の終わりには単位が欲しかったんです。八洲学園大学は、4月入学で8月の科目試験に合格すれば、9月には単位認定されるみたいだったんで。
夏の終わりころ(9月位まで)までに単位認定してもらえて、スクーリングなしで、試験も自宅でできる通信制大学を探して、見つけたのが八洲学園大学でした。他にも私の条件を満たす大学はあったのかもしれませんが、申し込み時期が4月に入ってからだったので大学の申し込み時期が過ぎてたり、そもそも探すのがめんどくさくてろくすっぽ探さなかったってのもあります。
なのでスクーリング科目は受けてなくて(そもそも入学が4月過ぎてからだったので選択もできなかった)、テキスト科目を受けた感想ですが、めんどくさい、です。
以下、日本福祉大学との比較です。
学習内容が違う大学ですが、とりあえず同じ通信制大学でスクーリング無しで卒業可能という点で共通してるので比較してみる。
入学金等
選考料 | 入学金 | 学籍管理料 | 基本授業料 | |
八洲学園大学 | なし | 20000円 | 24000円/年(12000円/半年) | なし |
日本福祉大学 | 10000円 |
正科生:30000円 科目等履修生、特修生:10000円 |
なし |
正科生:31500円/年 科目等履修生、特修生:なし |
正科生なら八洲学園大学のが安いですね。
科目等履修生、特修生なら日本福祉大学の方が安い。
八洲学園大学は、卒業後5年未満での再入学の場合は、入学金免除となるようです。
日本福祉大学も、卒業生が再入学する場合は、選考料と入学金が免除です。八洲学園大学の様に5年未満という記載はないので、期限はないようです。科目等履修生、特修生(ただし一年以上在籍の場合)→正科生の場合も、同様に免除なので、いきなり正科生で入学するより、科目等履修生、特修生→正科生のが、入学金が安くなります。
授業形式
八洲学園大学は、1単位につき1レポート提出で、だいたい1科目2単位なんで(1単位の科目もある)、2回レポート提出となります。再提出となることもあります。実際なりました。一発オッケーでのレポートもありましたが。とりあえず、レポート形式がめんどくさい!!
レポートは、科目によってめんどくささ(難易度)は違うと思いますし、私は4科目しかとってなかったので、本当に少ない情報ですが、レポート嫌いなのもあって、レポートがもうほんとめんどくさくて。
日本福祉大学は、オンデマンドとテキスト授業があって、オンデマンドの授業が多いです。
オンデマンド授業は、まじめに視聴するとかなりの時間かかる。これをすべて視聴して、1単位につき1つ設定されている小テストを合格しないと科目終了試験が受けられないのですが、オンデマンド授業にはシークバー(ユーチューブとか動画の画面の下とかにあるバー)があるので、見るのめんどくさかったらバーを最後まで動かして、視聴済みにしてしまうという手が使えます。もちろん試験のこと考えたらちゃんと見た方がいいです。
小テストもいつでも何回でも受けられるので、一回受けて提出→すぐ解答と解説が見れるので、解答をメモって、再度メモを見ながら小テストを受けたら、余裕で合格。
テキスト授業は、自分でテキスト読みます。オンデマンド授業の様に全部見ないと科目終了試験受けられないとかはないので、読まずに科目終了を受けられます。小テストは、オンデマンドと同様の形式なので、ネット上でやります。
ってな具合なので、もう八洲学園大学はめんどくさくって。基本的に、そんなに厳しいレポートではなと思いますが、なんしかレポート自体がめんどくさくて。
私は、日本福祉大学じゃなけりゃ卒業できなかっただろうなーと、八洲学園大学で学んでみて思いました。
科目終了試験
終了試験は、日本福祉大学も八洲学園大学も試験日は指定されています。どちらもパソコンでインターネット上での試験です。
日本福祉大学は10~21時の間で好きな時間に受けられますが(試験時間60分なので20時には始めないと60分まるまる受けられない)、八洲学園大学は時間も指定されています。それが普通なんでしょうけど。なので、日本福祉大学だと、日は指定されているものの、時間は幅があるので、子どもの昼寝時間に試験を受けようとか、仕事のあとに試験受けるとかもできる訳です。
難易度は、授業の区切り?単元毎?に確認テストが設定されてるのでそれと、小テストと社会福祉士系の科目は社会福祉士試験の過去問やってたらなんとかなるかなぁと。選択形式ですし。家で受験なんでググれるし。私は選択した科目はすべて一発で合格でした。ただ、私は、ほぼ社会福祉士、精神保健福祉士系の単位をとったので、他の系統の科目の難易度はどんなもんかわからねーっす。
八洲学園大学は、終了試験はレポート形式のものもあるので、レポート形式の場合は、2週間ほど提出期間が設定されているようです。レポート形式の場合だと、ある程度日程に幅があるので、テスト日に指定時間を確保する手間はないですね。
あと、レポート形式じゃない終了試験の科目も、何か理由があれば、レポート形式で受けることも可能な科目もあるようです。どの程度理由でレポート形式に変えてもらえるのかはわかりませんが。
1単位当たりの学費
八洲学園大学→6000円
日本福祉大学→5400円
日本福祉大学のがちょっと安いですね。
八洲学園大学は、指定テキストも必要なので、テキストの値段によりますが、1科目あたり別途2000円前後必要かな、と思います。図書館とかで調達する手もあると思いますが、借りに行くのも探すのも返すのもめんどくさかったので、単位とったら売ればいいしと思って、買いました。
一方、日本福祉大学は、オンデマンド授業の内容が印刷されたテキストが送られてきます。ちゃんと見たことないけど…
日本福祉大学では、ほぼ社会福祉士系の科目を30単位近くとりましたが、科目ごとに別途テキストや参考書を購入はしたことありません。が、科目終了試験対策として社会福祉士試験の問題集は1冊購入しました。科目によったら社会福祉士試験の過去問やそれに類似した問題が出題されることがあるので。
まとめ
ということで、個人的には日本福祉大学がオススメです。
が、扱っている科目も違えば、人によって得手不得手も違いますし、取れる資格も違うので、あくまで個人的に、です。
とりあえずできるだけ楽に卒業、単位取りたいのなら日本福祉大学がいいかなーと思います。社会福祉士とかの資格とるなら、レポート提出やスクーリング、実習があるので楽ではないでしょうが。
でも、そー思うのは、私が看護学校を卒業してて、医療福祉系の科目(社会福祉士、精神保健福祉)がちょっと看護系の科目と近いものがあったからかもしれないです。
八洲学園大学の単位がとりやすそーだったら司書資格でもとろうかなと思ったのですが、心底めんどくせーし無理、と思ったので、早々に諦めました。
友人に放送大学を卒業した人がいるんですが、その友人が日本福祉大学の学習形式を聞いて、試験も家で受けられるのはいーなーと言ってました。放送大学は、授業は家で受けられるようですが、試験は会場に行かないといけないみたいなんで。
実は、今回、八洲学園大学でちょうど(?)1科目落としました。必要(欲しい)な単位ギリギリだと一個でも落とすと目的達成が遅くなるので、1科目多めにとったのですが、ある科目のレポートが再提出判定→どーにもこーにもやる気にならなくて、再提出しませんでした。
あと、再提出しなかったのは、他の科目は合格出来そうと思って、1科目落としても大丈夫だろうと思ったのもある。他のも落としたらどーすんだって話ですが、その時はその時でいーやと。
とりあえず再提出し続けたらそのうち合格したんでしょうけど、なんしかやる気なりませんでした。1単位の科目やったので2単位の科目よりは安いけど、お金無駄にしちまったぜ。